7月13日は広島大学附属三原小学校の森清成先生をお招きし、システム・デザイン思考に基づく複数の社会科授業実践についてご紹介いただきました。
森先生のご実践から、システム思考とデザイン思考を、連続的な学習プロセスとしてとらえていることが理解されるとともに、そのことはすなわち、社会科教育の軸となる認識と資質との関係や、現行学習指導要領の軸となる「考察力」と「構想力」との関係にも類似するものであると認識しました。
それとともに、本グループが現在進めようとしている「システム思考のその先にある社会問題解決」の考え方とまさに一致するものと考えます。なお、初等社会科教育と中等社会科教育とのアプローチの違いについて再認識できたことも大きな収穫でした。(泉)